弁護士コラム

2016.09.21

6 相続の承認と放棄 (6)限定承認 ②

限定承認をするには、熟慮期間の間に、相続財産の目録を作成して、これを家庭裁判所に提出して申請します(924条)。

 

相続人が複数いる場合でも、単純承認や次回お話しする放棄は単独で行うことができます。

しかし、限定承認の場合は、共同で相続する全員が一緒に行う必要があり、単独ではできません(923条)。

相続財産全体に関することなので、相続人全員でする必要があるというわけです。

 

なお、限定承認は熟慮期間の間に行わなければなりませんが、熟慮期間はそれぞれの相続人ごとに計算されます。

そのため、相続人の一部がすでに熟慮期間が過ぎており、単純承認したものとされていても、

一人でも熟慮期間が過ぎていなければ、全員で限定承認をすることができることになっています。

 

放棄した者がいる場合は、その者を除いた相続人全員で申請すれば限定承認することができます。

 

福岡市内の方だけでなく、那珂川・春日・大野城・大宰府・糸島・飯塚など福岡市近郊でお悩みの方々もお気軽に相談予約専用フリーダイヤル(0120-755-687)までお問い合わせください。

投稿者: 弁護士法人菰田法律事務所

YouTube Google+ Facebook
0120-75-5687