弁護士コラム

2016.10.13

16 相続分 (3)法定相続分 ①

相続人が複数人で、被相続人が遺言で相続分の指定をしていない場合、各相続人の相続分は民法で規定された割合によることになります(900条)。

これを法定相続分と呼びます。

法定相続分は、相続人の間で公平に被相続人の財産が分けられるために、民法が定めた割合です。

 

もっとも、自身の財産をどのように分けるかは、その財産を持っていた被相続人の自由です。

だからこそ、民法は、被相続人が遺言を残さず、どうやって財産を分けていいかがわからない時に限って、法律で定めた割合を使いましょうという制度になっているのです。

被相続人が遺言を残していない時に、相続人たちで話し合って分け方を決めるという方法もありますが、その場合かなり高い確率で、平等な遺産分割はなされない傾向にあります。

そのような事態にならないよう、法定相続分というのが定められているのです。

 

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投稿者: 弁護士法人菰田法律事務所

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