弁護士コラム

2017.04.14

20 遺産分割(16) 遺産分割の効力②

遺産分割の結果、単独所有となった不動産については、その旨の登記をすることになります。

では、遺産分割がなされた後、その旨の登記をする前に、持分を譲渡され譲受人(第三者)が登記を備えてしまった場合にはどうなるでしょうか。

 

遺産分割前に譲渡された第三者は、前回お話しした民法909条ただし書きによって、遺産分割の結果単独所有となった者に対し、共有持分権を対抗できます。

もっとも、この場合に第三者が保護されるのは、上記問題提起のように、第三者が登記を備えている場合に限られるとされています。

これは、権利保護資格要件などと呼ばれたりしますが、保護されたければ登記を備える程度の努力はしておくように、という理由によります。

 

 

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投稿者: 弁護士法人菰田法律事務所

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