弁護士インタビュー

遺産相続についての弁護士インタビュー

博多・那珂川市・熊本市の3拠点に事務所を構え、広く相談者の不安や悩みに応えている「弁護士法人菰田総合法律事務所」。今回は特に相談割合が多いという「相続問題」について、代表弁護士である菰田氏に尋ねてみた。

菰田先生の事務所では、「相続問題」に関する相談が多いそうですね。

菰田
法律相談には離婚や交通事故などさまざまなジャンルがありますが、当事務所では「相続問題」が約3割を占めます。相続問題は、どなたにでも起こりうる問題ですし、私たちが相続問題に関して実績があるということで、ご相談件数が多いようです。

具体的にはどのような相談内容になるのでしょうか?

菰田
まさに今、相続人間の「遺産分割」で揉めているという相談が、相続問題全体の約半数を占めます。
被相続人が亡くなる前から家族間や親族間の関係がよくなかったり、疎遠だったりする場合は揉め事が起こりやすいですが、そうではなく、ずっと仲のよい兄弟姉妹であったのに、相続が発生してから関係が悪化するというケースもよくありますね。
また、私が税理士でもあり、「相続税申告」まで対応が可能なため、何も揉めていなくても、相続税のご相談だけで来られる方もいらっしゃいます。

「遺言書」の相談内容はどんなものですか?

菰田
「遺言書」については、「生前に遺言書を残したいが、どうしたらよいか?」という相談がほとんどです。遺言を書くご本人、その方のお子様、それぞれ半々の割合で来られます。
ご本人の場合は、「子どもの中でも特に世話になった子に多く遺産を譲りたい」といったご要望や、「先祖代々の土地や自宅を長男に継がせたい」という相談内容が多いですね。
お子様からの相談では、「親が相続に関しては、私に全て任せると言うので相談に来た」というケースが多いです。

「相続税」の相談についてはいかがでしょうか?

菰田
「相続税について、どこに相談に行ってよいか分からない」というケースが圧倒的に多いですね。通常は税理士に相談に行くのですが、相続税は特殊な分野になるため、特に力を入れている税理士さんでないと、なかなか深いところまで相談には乗ってもらえないようです。そこで、とりあえず相続問題に特化している当事務所に来られるパターンが多いですね。

生前の相談、相続が発生してからの相談で、相談者が気を付けるべき点はありますか?

菰田
生前のご相談では、やはり「きちんとした遺言書を残しましょう」ということですね。
残すにしても、遺産の分け方によって相続税が数百万円単位で変わるケースも多くあります。遺言書はご本人だけでも書くことができますが、不備があれば何の意味も持たないですし、書き方一つでその後の結果が大きく変わる以上、弁護士に相談されることをおすすめします。

相続が発生してからの相談ではどうでしょう。

菰田
相続が発生してからの相談は、圧倒的に遺産分割で揉めているケースが多いです。しかし、法律家からみると、揉めている原因の約8割は、法律論ではなく感情論となっています。
たとえば、「自分は親の介護をしたから」「兄弟の誰それは大学が私立だったから」というようなことで揉めている場合、その主張は法的に認められないことがあります。そこで弁護士を介入させることによって、相続人による多くの主張を感情論と法律論とに整理し、あるべき話し合いができる状態にもっていくことができます。
感情論になるとまとまらなくなるので、早めのご相談をおすすめします。

そもそも「相続問題」を弁護士に相談するメリットとは何でしょうか?

菰田
生前に相談するメリットは、残された相続人たちが揉めないように、トラブルの種を摘み取っておくことができるという点です。
相続に特化した弁護士であれば、被相続人の意向をくみながら、相続人たちが揉めないような遺産分割の方法についてアドバイスができます。また相続税に関しても、遺産分割のやり方によって大きく税額が変わるので、こちらも合わせて相談されることをおすすめします。特に、今回の一次相続だけでなく、次の二次相続まで見据えて、全体で相続税額を低くする工夫が必要だと思います。

相続が発生してからの相談はいかがでしょうか?

菰田
相続が発生してから弁護士に相談するメリットは、紛争が発生しているかどうかで異なります。まず、揉めていないケースであれば、将来的に揉めないような遺産分割方法をアドバイスすることで、多くのリスクを回避できる点にあります。
次に、揉めているケースであれば、先程お話したように、法的に情報を整理して、スムーズな解決を目指せるという点です。
揉めてしまってからでは、弁護士でしか対応ができません。揉める可能性がゼロであれば、税理士、司法書士だけに相談してもよいと思いますが、少しでも揉める可能性がある、または絶対に揉めたくないという方は、最初から相続に特化した弁護士に相談するのがよいでしょう。

相続問題に関して、菰田総合法律事務所の強みは何でしょうか?

菰田
一番の強みは、相続問題を担当した実績数ですね。当事務所の一般民事の相談の中でも、相続問題の件数は全体の3~4割を占めるほど多いです。
相続に関しては、法的な知識だけでなく、多種多様なシチュエーションに臨機応変に対応できる経験値がものをいう分野です。家族構成や財産の内容、相続人それぞれの言い分など複雑な要素が絡み合っているので、実績を重ねた弁護士の方がお勧めでしょう。
残念ながら相続人同士の協議で話がまとまらず、調停や審判に進む場合でも、調停員や裁判官の考え方をあらかじめ予測した弁護ができるのも、実績の多い当事務所ならではの強みだと思います。

なるほど。ほかにはありますか?

菰田
当事務所では、私が弁護士資格だけではなく、税理士資格も有しているため、相続税申告も行うことができますし、相続登記まで当事務所で対応可能です。相続に関して、遺産分割・相続税申告・相続登記の全てをフォローしている弁護士事務所はなかなかないでしょうね。通常であれば、弁護士事務所から紹介されて、税理士事務所や司法書士事務所を行ったり来たりしなくてはなりません。この窓口が一本化されるというのは、お客様にとって相当手間が省かれると思います。

窓口が一本で済むのは助かりますね。

菰田
相談者のストレスがかなり軽減できると思います。当事務所では弁護士が8名在籍しているので、その点でもスピーティーで細やかな対応ができていると思います。
さらに、チームの中には税理士も含まれますが、私が税理士資格を有していますので、生前からの相続税対策を兼ねた相談にも対応できます。

拠点が複数あるのも相談しやすいポイントですね。

菰田
そうですね。当事務所は福岡市博多区と那珂川市、熊本市3カ所にあるので、相談者様のご自宅やオフィスの近くで選んでいただいてもいいし、JRや自家用車など交通アクセスの面で選んでいただくこともできます。
博多オフィスに関しては、JR博多駅から徒歩10分以内ですので便利です。それと、最近は関東や関西など遠方からのご相談も増えました。実家が福岡にある、調停や審判が福岡の家庭裁判所になる、という場合は、福岡の弁護士に相談するほうがスムーズです。

最後に、一般の方からは「弁護士に相談にしづらい」という声もよく聞かれるのですが、これに関してはいかがですか?

菰田
よく聞かれるのは、弁護士費用に関する不安ですね。当事務所では、弁護士費用を明確に打ち出していますし、解決までに時間がかかっても追加料金が発生するということはありませんので、その点では安心していただけると思います。
また、当事務所では、初回1時間の相談料は無料なので、お気軽にご相談いただけます。その際に弁護士費用のご説明もしますし、その場で契約を迫るということはありませんので安心していただきたいです。

「弁護士事務所は敷居が高い」という声もたまに聞かれます。

菰田
弁護士はとっつきにくい印象があるのかもしれないですね。私自身は、「弁護士はサービス業」だと思っています。不動産会社や銀行の方がそれぞれの分野に詳しいように、弁護士は法律の分野に詳しいというだけです。
法律を使って相談者様の不安や悩みにお応えするのが仕事なので、構えることなくお声をかけていただければと思います。

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