弁護士コラム

特別受益ってなに?

相続人の中に、被相続人から生前に贈与を受けて特別な利益を得た人がいる場合、遺産分割はどうなるのでしょうか。

遺産分割協議の際に、被相続人から生前に受けた贈与分を法定相続分の計算に考慮しなければ、利益を得た相続人は他の相続人に比べて多額の遺産を取得することになり、不公平な状態になってしまいます。

このように、相続人が被相続人から生前贈与又は遺贈により得た利益のことを「特別受益」といい、被相続人から特別受益を受けた相続人のことを「特別受益者」といいます。
民法では全ての相続人の公平を図るため、「特別受益」を考慮した上で具体的相続分を算定する「特別受益の持戻し」という制度が定められています。特別受益の持ち戻しは、具体的には以下の通りです。

『相続人の中に特別受益者がいる場合、被相続人の相続開始時の遺産に、特別受益の金額を加えたものを相続財産とみなし、法定相続分から特別受益額を控除した残額をもってその者の相続分とする』(民法903条1項より引用)

つまり、まず被相続人の遺産総額に特別受益の額を上乗せした上で、その総額を相続財産とみなして各相続人の法定相続分を計算します。そして、その法定相続分から特別受益額を控除した金額が特別受益者の具体的相続分となるという制度です。

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2019.04.15

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